第3回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成18年5月19日(金) 午後5時30分〜午後8時00分 |
講演: |
「トリノ発NY経由TOKYO/オペラ芸術のナビゲーター
〜ダリオ・ポニッスィ氏を囲んで〜」 |
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DARIO PONISSI (ダリオ・ポニッスィ)氏 |
NHKの語学講座はここ数年で大変身しましたが、その先駆けをつくったのがダリオさんです。彼は94年から10年間にわたり「イタリア語講座」の講師を務め、番組内コーナーの企画、構成、脚本、作詞、作曲、演出、出演までをすべて担当して、語学講座番組に新風を巻き起こしたのです。そのダリオさんが現在最も力を入れているのは、オペラの普及と演出で、 『東京のオペラの森2006』の開催記念誌『上野の早春賦』には次のように書いています。
「私がオペラの魅力を発見したのは、ニューヨーク留学中のこと。留学先のリー・ストラスバーグ演劇学院での歌の先生がジュリアード出身のオペラ歌手だったことをきっかけに、オペラの素晴らしさに魅せられました。といっても、私はオペラの国イタリア生まれ。母はメゾ・ソプラノ歌手で家事をしながらいつも歌っていましたし、父の歌うヴェルディのナブッコが子守唄でした。こんな環境に育ちながら、オペラの魅力に改めて気がついたのがニューヨークに行ってからだったのです。外国に行ったことで、自分の生まれ育った国を見直し、自分を再発見することができました。そして今、イタリアオペラを愛する在日イタリア人の使命として、オペラを正しく伝えたいという思いから、日本ヴェルディ協会の理事も務めています。」
ダリオさんはトリノ出身で、コロンブスと航海をともにしたイタリアの貴族、ポンス・デ・レオンの末裔だそうです。トリノ大学で英文学やスペイン文学を学びながら、劇団に所属して俳優及びダンサーとして公演。クラシックバレエ、アフロダンス、ジャズダンス、モダンダンス、パントマイムなどを学んだ後に、ニューヨークに留学。さらにメソッド演技、スタンダードジャズ、オペラ、コンテンポラリーダンスを学び、1987年12月末に来日。超多才超多忙なマルチタレントとして活躍する一方、NHK文化センターや日伊協会などでイタリア語講師、また名古屋芸術大学の客員教授としてオペラ演出の教鞭をとっていらっしゃいます。最近の活動は、5/13市川オペラ主催プッチーニ作曲のオペラ『エドガール』のアジア初演を演出。6/16 la voce すぎなみ主催『Invito alla serata 夜会への招待』でオペラアリアコンサートのナビゲーター。 NHK BS「毎日モーツァルト」および『BSシティー情報』にも出演。そういえば、2月にはNHKラジオ深夜便に出演して、なんと日本の歌曲『早春賦』を歌い好評でした。我らの集いでも、興に乗れば歌ってくれるかもしれませんよ。
とにかく、お洒落で人懐こいI-Media好みのイタリアーノです。お楽しみに!! |
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タイムテーブル: |
17:30〜17:40 |
挨 拶 |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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17:40〜18:30 |
ゲスト 講演 |
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「トリノ発NY経由TOKYO/オペラ芸術のナビゲーター
〜ダリオ・ポニッスィ氏を囲んで〜」
DARIO PONISSI (ダリオ・ポニッスィ)氏 |
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18:30〜20:00 |
交 流 会 |
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ゲストも含めて、当日参加メンバー同士の交流会(名刺交換会)。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題で盛り上がる“おとっときの話”を披露していただきます。
キーワードは「和気藹々」(I-Mediaの伝統を生かします)。 |
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