第6回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成18年8月25日(金) 午後5時30分〜午後8時00分 |
講演: |
「日常のなかのドラマ性と身体・表現としての舞台美術
〜ロンドンでのアート活動の視点を通して〜」 |
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舞台美術家・画家 久米 ナナ子 (くめ ななこ)氏 |
玉川大学文学部芸術学科美術専攻を卒業して渡英。ロンドンのモッテリーシアターデザインコース、マーガレットハリスのもとで舞台美術を学ぶ。96年ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで制作研究、翌年には同大学内ホックニ−・ギャラリーにて個展を開催する。以来ロンドンと東京を中心に活動し、それぞれの都市風景に焦点を絞り独自の作風を各地で発表し続けている。また舞台美術家として装置と衣裳のデザイン等も手がけ、04年には 劇団「昂」の『ナイチンゲールではなく』(テネシー・ウィリアムズ)で朝日舞台芸術賞を受賞。現在、京都女子大学大学院文学研究科表現文化専攻非常勤講師、愛知県立芸術大学美術学部非常勤講師をつとめる。
今年11月には東京・表参道ヒルズギャラリー同潤会で個展を開催する予定。
<久米さんからのコメント>
1998年よりロンドンの都市風景を中心に作品を発表してきました。
舞台芸術を学びたくて初めてこの街を訪れたその日からすでに十数年が過ぎようとしています。1066年にウィリアム一世が即位して英国の首都となったこのロンドンの風景は、昔から守られてきた英国人気質と多民族/多文化の影響が奥深く折り重なって、人々の流れを見ているだけでもそこにはドラマを感じます。街角にはいつもストーリーが溢れています。すれ違うドラマの瞬間を伝えたく、私の記憶のシナリオから場面を切り取ることから『London street story』『Tokyo urban noise』のシリーズを始めました。もちろん、その上にそれぞれ皆さんのストーリ−を重ねてみていただければと思いながら…。
英語がほとんど話せないまま渡英したために、言葉を奪われて身体で表現せざるを得なかった体験などをもとに、ビジュアルなコミュニケーションとは何かなどをご一緒に考える機会になればと思っています。
*久米さんのお父上は俳優でナレーターの久米明、お兄さんは元スクエアのキーボーディストで作曲家の久米大作、その奥さんは「異邦人」で大ヒットした久保田早紀さんという芸術一家です。 |
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タイムテーブル: |
17:30〜17:40 |
挨 拶 |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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17:40〜18:30 |
ゲスト 講演 |
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「日常のなかのドラマ性と身体・表現としての舞台美術
〜ロンドンでのアート活動の視点を通して〜」
舞台美術家・画家 久米 ナナ子 (くめ ななこ)氏 |
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18:30〜20:00 |
交 流 会 |
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ゲストも含めて、当日参加メンバー同士の交流会(名刺交換会)。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題で盛り上がる“おとっときの話”を披露していただきます。
キーワードは「和気藹々」(I-Mediaの伝統を生かします)。 |
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