第21回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成19年11月22日(木) 午後5時30分〜午後8時30分 |
講演: |
「組織で通用する日本語を求めて」 〜ナレッジ・マネジメントと日本語〜 |
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株式会社 熊谷組 CSR推進室部長 田中 孝司 氏 |
ナレッジ・マネジメントは、1995年米国で野中郁次郎教授と竹中弘高教授の共著による『The knowledge creation Company』が発刊され、その中で紹介された暗黙知と形式知の考えかたとともに、ナレッジ・マネジメントが広まりました。特に、形式知を共有化することを目指して、知識や情報のデータベースを基盤としたナレッジ・マネジメントの取り組みは急速に広まってきました。ところが、このシステム構築での限界が見えてきました。というのは既存の情報を蓄積して活用するというメリットもありますが、ナレッジ・マネジメントで目指す個人の知識創造力を高めることに向けては、それほど大きな成果を得るには至っていませんでした。その理由は、共通の形式知と活用していくために正確な内容を表していない日本語を、いくらストックしても、組織内で共有化できる知識に結びつきにくい、ということです。そこで、知識創造力に結びつく日本語の使い方や、知識としてDBに蓄積していくにはどのような点について認識していけばよいのか、理解していけばよいのか、など様々な事例を通して紹介していただきます。
田中さんは1947年東京に生まれ、1970年東京教育大学卒業とともに熊谷組に入社。東京と香港の地下鉄建設工事に従事したあと、東京支店で設計、TQC推進、情報システムの構築を担当されました。その後本社の営業企画部、CS推進室を経て現職。社外活動として、日本ナレッジ・マネジメント学会の企業評価研究部会や、日本科学技術連盟でQFD(品質機能展開)の研究を推進されています。 |
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タイムテーブル: |
17:30〜17:40 |
オープニング |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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17:40〜18:40 |
ゲスト 講演 |
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「組織で通用する日本語を求めて」〜ナレッジ・マネジメントと日本語〜
株式会社 熊谷組 CSR推進室部長 田中 孝司 氏 |
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18:50〜20:30 |
情報バザール |
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食事をいただきながらの、気の置けない交流会です。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題や情報など、I-Mediaならではの “おとっときの話”が飛び出します。バザール演出のキイワードは、NHK情報ネットワーク時代の伝統を引き継いで、ますますの「和気藹々」です。 |
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