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第29回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成20年7月24日(木) 午後5時30分〜午後8時30分 |
講演: |
必見!“変面”の絶技 〜中国文化と京劇の魅力〜 |
講師: |
京劇役者・明治大学講師 魯大鳴(ルー・ダーミン)氏 |
広大な中国には、昆劇、越劇、川劇など300種もの伝統的地方演劇がありますが、今から約200年前に、清の乾隆帝が八十歳の祝いとして地方劇を鑑賞したことから、様々な演劇が北京に集まり、それらを“いいとこ取り”(ミックス・編集)して京劇が生まれたといわれています。それは、歌・せりふ・立ち回りなどを組み合わせ、言葉と音楽と舞踊を融合させた総合的な演劇で、欧米では「北京オペラ」と呼ばれています。華やかさは歌舞伎と似ていますが、大きな違いは“役者自身が歌う”ことです。魯さんは、1958年北京生まれ。76年に北京市戯曲学校京劇科を卒業して北京風雷京劇団に入団。主演もこなす中堅として活躍中の87年に来日し、東京造形大学で舞台空間デザインを専攻。その後、京劇の普及のため日本にとどまり京劇講座や教室を各地で開催する一方、新京劇『桃太郎』の創作や、『京劇入門』(音楽之友社)『京劇への招待』(小学館)を出版。また、宝塚歌劇団雪組への京劇指導も行うほか、2000年には青山円形劇場と石川県立能楽堂で『能と京劇による楊貴妃』を櫻間眞理(現・右陣)・野村萬斎らと共演して、伝統の世界に新風を吹き込みました。現在は明治大学法学部で「言語圏文化論」「アジア文化」などの教鞭も取っておられます。数年前にもI-Mediaの講師をしていただきましたが、今回は必見!変面の絶技!です。
「変臉(変面)」とは、顔につけた面を瞬時にすり替えて、さまざまな顔や表情を表現し変化させる川劇(四川省の演劇)の秘技です。仕掛けは国家機密とまで言われ、中国国内でも演者は限られており、中国初の無形文化遺産保護リストにも挙げられています。その変面を昨年完璧に修得された魯さんが、目の前で見せてくれます。北京オリンピックを前に、中国文化の“より早く、より美しい”演技を堪能してください。 (加藤和郎)
■京劇カフェ極楽茶館――ルー・ダーミン(魯大鳴) http://ludaming.way-nifty.com/kyogekiblog/
■京劇カフェ極楽茶館(2006年1月までの活動記録のHP) http://www.bekkoame.ne.jp/~maomi/
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タイムテーブル: |
17:30〜17:40 |
オープニング |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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17:40〜18:40 |
ゲスト 講演 |
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必見!“変面”の絶技 〜中国文化と京劇の魅力〜
京劇役者・明治大学講師 魯大鳴(ルー・ダーミン)氏 |
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18:50〜20:30 |
情報バザール |
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食事をいただきながらの、気の置けない交流会です。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題や情報など、I-Mediaならではの “おとっときの話”が飛び出します。バザール演出のキイワードは、NHK情報ネットワーク時代の伝統を引き継いで、ますますの「和気藹々」です。 |
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