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第32回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成20年10月23日(木) 午後6時00分〜午後9時00分 |
講演: |
もっと知りたい京劇 〜楽屋へのいざない〜 |
講師: |
京劇役者・明治大学講師 魯大鳴(ルー・ダーミン) 氏 |
会場 |
NHK青山荘 けやきの間 |
7月に講演していただいた魯さんの「変面の絶技」は技の魅力はもちろんのこと、京劇の特徴についての語り口が鮮やかで、参加者を大いに感動させてくれました。そこで、「もっと知りたい!」の要望に応えての第2弾です。今回は講演会場を楽屋に見立てて、メーキャップの世界を覗かせてもらいます。京劇の顔作りは歌舞伎の隈取に一見似ていますが、表現する意味と手法は全く異なります。男女、年齢、性格、身分、地位など各々の「役柄」を化粧で明確に分けるのが京劇です。例えば「花臉」では顔全体に鮮やかな色を施しますが、赤=忠義、黒=実直、青=勇猛、緑=義侠、黄=乱暴、白=腹黒、金、銀=神仙といった意味が与えられているのです。普段は見ることの出来ない楽屋での顔作りを、魯さんが実演しながらの講演です。そうそう何人かモデルが欲しいですね。あなたはいかが!
魯さんは、1958年北京生まれ。76年に北京市戯曲学校京劇科を卒業して北京風雷京劇団に入団。主演級の役者として活躍中の87年に来日し、東京造形大学で舞台空間デザインを専攻。その後、日本にとどまって京劇の普及のため京劇講座や教室を各地で開催するかたわら、新京劇『桃太郎』の創作や、『京劇入門』(音楽之友社)『京劇への招待』(小学館)を出版。また、宝塚歌劇団雪組への京劇指導も行うほか、2000年には、青山円形劇場、石川県立能楽堂で『能と京劇による楊貴妃』を櫻間眞理(現・右陣)・野村萬斎らと共演。伝統の世界に新風を吹き込みました。現在は明治大学法学部で「言語圏文化論」「アジア文化」などの教鞭も取っておられます。(加藤和郎)
■京劇カフェ極楽茶館――ルー・ダーミン(魯大鳴) http://ludaming.way-nifty.com/kyogekiblog/
■京劇カフェ極楽茶館(2006年1月までの活動記録のHP) http://www.bekkoame.ne.jp/~maomi/
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タイムテーブル: |
18:00〜18:10 |
オープニング |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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18:10〜19:10 |
ゲスト 講演 |
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もっと知りたい京劇 〜楽屋へのいざない〜
京劇役者・明治大学講師 魯大鳴(ルー・ダーミン) 氏 |
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19:20〜21:00 |
情報バザール |
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食事をいただきながらの、気の置けない交流会です。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題や情報など、I-Mediaならではの “おとっときの話”が飛び出します。バザール演出のキイワードは、NHK情報ネットワーク時代の伝統を引き継いで、ますますの「和気藹々」です。 |
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