第47回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成22年1月15日(金) 午後6時00分〜午後8時30分 |
講演: |
『歴史の分岐点2010年を読む 〜世界を回すのはどこか〜』 |
講師: |
(株)原田武夫国際戦略情報研究所 代表 原田 武夫 氏 |
場所: |
六本木アカデミーヒルズ49『コラボレーションルーム1+2 』 |
米国でオバマ政権が誕生して1年、日本で劇的に政権が交代して4ヶ月。09年を象徴する漢字には「新」が選ばれましたが、「変」も上位にランクされています。今は、「新」がなかなか実態にならず、「変」ばかりが気になる2000年代と2010年代の潮目です。
原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)は、「3つのI(=internationality,idea,integration)」を合言葉に、ひとひねりしたアイデアで半歩先の未来を提示する独立系シンクタンクです。
「世界は音を立てて動いているのに、なぜ、日本だけは遅々として動かないのか」
原田さんは、そんな思いから12年余りにわたって勤めた外務省を去り、2005年に独立系シンクタンクを立ち上げたのだそうです。国や企業が“動く”ためには、何よりも「情報」と「戦略」が必要だからです。そして、3つのキーワードを挙げておられます。まず、「国際性(Internationality)」で、私たちの身近なところからすでに始まっている国際社会との様々な接点を維持し、ポジティブに拡大していくこと。次に「提言(Idea)」で、真に必要な情報と不要なノイズとが錯綜する中にあって、空理空論を述べるだけではなく、明日の日本を担う人材が確かな情報に基づく戦略を持つこと。さらに、シナジー効果の触媒としての「集いの場(Integration)」を創生することです。(これは、I-Mediaと共通することかもしれませんね。)このためにIISIAは、平日は毎日、世界中の300を超える公開メディアから、隠された「リスクとチャンス」を分析し会員に提供しています。小さな変化も蓄積すると、時に取り返しのつかない事態を引き起こしかねないからです。言い換えれば、メディア情報の多くは「すでに終わったこと」なので、IISIAは独自の“予測分析シナリオ”に基づき、“その次”に来るであろう展開を徹底分析。世界と日本の「これから」を先読みしてデイリー・レポートしているのです。
未曾有の大転換の中、これから私たち=日本人を待ち受けているものは何なのか? 2010年以降の日本と世界は、どのような姿を呈するのか? 2010年、この年は私たちにとって幸福をもたらす年になるのか? そしてそのために私たちはいかに生きていくべきなのか?
1月23日の東京杉並公会堂を初めに、大阪、名古屋で開かれる年頭の講演会で新しい予測分析シナリオを発表されますが、それに先駆けて「2010年の展望」をお話しいただきます。
【はらだ・たけお】1990年東京大学文科1類入学。93年同大学中退後、外務省に入省。94年在ドイツ日本国大使館に配属され大使秘書官、政務班に所属。ベルリン自由大学およびテュービンゲン大学で在外研修。98年、欧亜局西欧第一課、大臣官房総務課(外務省不祥事の発覚に伴い、内部監察に従事)、アジア大洋州局北東アジア課(北朝鮮班長)を歴任。05年外務省を退職し、独立系シンクタンク・原田武夫国際戦略情報研究所を設立。
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タイムテーブル: |
18:00〜18:10 |
オープニング |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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18:10〜19:10 |
ゲスト 講演 |
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『歴史の分岐点2010年を読む 〜世界を回すのはどこか〜』
(株)原田武夫国際戦略情報研究所 代表 原田 武夫 氏 |
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19:20〜20:30 |
情報バザール |
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食事をいただきながらの、気の置けない交流会です。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題や情報など、I-Mediaならではの “おとっときの話”が飛び出します。バザール演出のキイワードは、NHK情報ネットワーク時代の伝統を引き継いで、ますますの「和気藹々」です。 |
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