第49回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成22年3月19日(金) 午後6時00分〜午後8時50分 |
講演: |
『未来にのこしたい美しき現在 〜記憶装置としての写真〜』 |
講師: |
フォトグラファー 権藤 和也 氏 |
場所: |
アルカディア市ヶ谷ホテル(私学会館) 「阿蘇(西)」(6階) |
人生にはタイトルをつけたくなるような一日があります。そんな時にまず一働きするのがカメラです。楽しい時には嬉しそうな顔、栄誉の時には誇らしい顔、大人びた日にはちょっぴり照れくさそうな顔。写真は、やがては遠い過去になってしまう現在を生き生きとよみがえらせてくれる記憶装置です。「さまざまなこと思い出す桜かな」(芭蕉)のとおり、桜の下で繰り広げられるあれこれは、記録しておきたい行事や事物ばかりです。かつては特殊技術に近かったカメラも今では誰もが写せるものとなり、携帯電話にさえ写真機能が付いています。写すことは誰にでも出来る時代です。でも、写すと撮るとでは大違い! 撮るという字をよく見てください。“手偏に最”ではありませんか。つまり、“最もよいものを掴みとる”こと。動き続けているものの中から瞬間を捉えて、その一瞬を永遠に固定してしまうことが写真なのです。荒川静香さんのイナバウアーの美しいフォルムを捉えたことで知られる権藤さんは、そうした瞬間の狩人と言えます。彼がある家族の記念写真を撮影する現場に立ち会う機会があり、その技量とセンスを目の当たりにしました。それは、ちょっとした心配りで、被写体の表情が変わる、特に集合写真で全員の表情を揃えるコツのようなものでした。“表情が輝く季節”を前に撮影センスを伝授していただきます。
【ごんどう・かずや】1965年、福岡県生まれ。28歳でスタジオ・アシスタントになり、本格的に写真を学ぶ。「競馬フォーラム」の表紙で雑誌デビュー(1994年)して以来、アトランタからトリノまでの夏冬オリンピック5大会をはじめワールドカップサッカーなど国際スポーツ大会を取材。2003-2007年までイタリア・ミラノに在住したのを機会に、ミラノ・コレクションなどファッション界にも視野を広げ、スポーツ・フォトからオールジャンル・フォトへ転向。現在DOMANI・root・プラチナサライ・OCEANS などの雑誌媒体をはじめミス日本の公式写真などを手掛けるほか、Canon EOS学園講師もつとめる。
昨年は『ミラノな日々』と題する個展を銀座・福岡・大阪・仙台・札幌で開いた。
日本スポーツプレス協会(AJPS)&国際スポーツ記者協会(AIPS)会員、EOS学園講師。
ホームページ http://www.gonfoto.com/
写真家GONの旨旨・極上写真をどーぞ召し上がれ! http://gonfoto.exblog.jp/
荒川静香さんとの対談もユーチューブで見ることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=JHWdaziWDm0
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タイムテーブル: |
18:00〜18:10 |
オープニング |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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18:10〜19:10 |
ゲスト 講演 |
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『未来にのこしたい美しき現在 〜記憶装置としての写真〜』
フォトグラファー 権藤 和也 氏 |
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19:15〜20:50 |
情報バザール |
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食事をいただきながらの、気の置けない交流会です。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題や情報など、I-Mediaならではの “おとっときの話”が飛び出します。バザール演出のキイワードは、NHK情報ネットワーク時代の伝統を引き継いで、ますますの「和気藹々」です。 |
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