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第52回 I-Media情報バザール |
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日時: |
平成22年6月18日(金) 午後6時00分〜午後8時50分 |
講演: |
『 個性を生かす色使い 〜カラーリングの不思議〜 』 |
講師: |
パーソナルカラリスト 堀口 桂子 氏 |
場所: |
KKRホテル東京 平安の間(10F) |
色には不思議な魅力と時には魔力さえ秘められています。それは似合う色と気質(個性)といった心理学的に捉えられる面と、ニュートンとゲーテが色彩論として対立した物理学的な面、さらに緯度による太陽光の差異により色に対する感性が異なるとする民族学的な考察に大別されます。さらに近代以降は照明や人工的な色の開発によって、消費者性向を誘導するといった産業面でも色彩は重要な要素を占めています。色はまさに多彩な表情を持っていますが、さて、あなたは「自分の色」を自覚していらっしゃいますか。「自分の色」をお持ちだとして、そのベーシックカラーを生かすための配色(カラーコーディネート)は的確になされているでしょうか。1967年ごろ起きたピーコック革命は、日本男性の背広をドブネズミ色から解放して通勤風景を明るくしてくれましたが、いまだに色使いには迷いがあるようです。まして、カラフルに彩ることが許される女性にとっては、カラーリングの知識は必須です。それは装うことだけでなくインテリアなど生活全般に関わることでもあるからです。気になってはいても、書物からはなかなか読み取ることの出来ない「色彩感性」とその応用について、仲間内ならではの肩の凝らない講義と実演で皆さんに納得していただこうと思います。
【ほりぐち けいこ】堀口 桂子 氏
堀口さんは1954年横浜生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。グラフィックデザイナーとしてナショナル宣伝研究所、マーケティングオペレーションセンター(現・日経リサーチ)に勤務した後に、カラーコンサルティングオフィス「PERIWINKLE」主宰。企業のブランド開発・商品開発におけるカラーアドバイザーのほか、読売・日本テレビ文化センター講師、伊勢丹「貴方のためのおしゃれクリニック」など企業研修の講師などを務めるかたわら、革のアクセサリー作家としても活動されています。
≪ちょっと余計なメモ≫
ニュートンは、太陽光を分析してスペクトルと名づけ、光の中にしか色が存在しないことを主張しました。これに対して、ゲーテは「光と闇の境界線にこそ色は存在する」として“色彩論”を書き、「最も重要な著作は、戯曲ファウストではなく色彩論である」とまで語っています。光学的なニュートンの色の捉え方に真っ向から対峙したゲーテが、光に最も近いのは黄色であり闇に最も近いのは青であるとして色を円環に配置した“色彩論”を刊行したのは60歳の時だったそうです。 (加藤和郎)
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タイムテーブル: |
18:00〜18:10 |
オープニング |
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バザールマスター 加藤和郎 |
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18:10〜19:10 |
ゲスト 講演 |
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『 個性を生かす色使い 〜カラーリングの不思議〜 』
パーソナルカラリスト 堀口 桂子 氏 |
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19:15〜20:50 |
情報バザール |
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食事をいただきながらの、気の置けない交流会です。
参加メンバーの紹介を含め、時流に沿った話題や情報など、I-Mediaならではの “おとっときの話”が飛び出します。バザール演出のキイワードは、NHK情報ネットワーク時代の伝統を引き継いで、ますますの「和気藹々」です。 |
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